身元保証代行の現状

高齢者の身元保証
や任意後見契約をバックアップ

一般社団法人 中部シルバーライフ協会

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身元保証代行の現状

身元保証代行事業者の現状

インターネットで「高齢者 身元保証 代行」と検索すると、約308,000件も表示されます。

高齢者様とそのご家族は、

  • 代行事業者が多すぎて、どこに頼んだら良いのか判らない
  • 各事業者のサービスメニューが複雑で、費用と内容が判りにくい
  • 長期に渡るサービスを安定して続けられる事業者なのか
  • 預託金を安全に保管してくれるのか
  • 医療行為の同意はしてくれるのか

等の様々な不安を抱えながら、「安心して頼める代行事業者を早急に見つけたい」が、切実な課題となっています。

新聞報道に依れば、全国対応の公益認定を受けた約2,600人の会員を擁する大手代行事業者が預託金を遣い込んで経営破綻、更に当協会が担当する東海エリアにおいても1,000人以上の会員を擁する代行事業者が寄付を受けた遺産を所得として申告しなかったため国税局から脱税として告発される等、不祥事が次々に発覚しています。

NHKの「クローズアップ現代」でも「おひとりさまピンチ!身元保証人がいない」と題してテレビ報道する等、代行事業者に頼らざるを得ない「身元保証」を取り巻く現状について、深刻な事態となっていることを伝えています。

しかし、現時点では身元保証代行事業者に対しては、監督官庁が存在しないため、政府としてもその実態を十分把握できていないのが現状です。

専門職成年後見人が安心して託せる「身元保証人」として!

家庭裁判所から選任された弁護士や司法書士等の専門職成年後見人は、その職務の性質上ご本人と利益相反してしまうため、自ら身元保証人になることができません。

専門職成年後見人として、「安心・安全な身元保証人」を探して身元保証を託すことは、家庭裁判所の監督の下、その職務を適正に遂行する上で、重大な課題となっています。

当法人の統括マネージャ-を努める花宮賢二は、司法書士職能を前提として、専門職成年後見人として過去約20年以上に渡り、成年後見人や成年後見監督人、更に任意後見人として、多数の認知症高齢者の皆様に対する法的支援に携わってきました。

その業務執行において、在宅生活から高齢者施設等への入居が必要となった際に、その施設から身元保証人を求められ、専門職成年後見人として、利益相反を理由に自ら身元保証人となることができない状況下において、信頼できる身元保証人を探すのに、非常に苦労した経験が多々あります。

その際に、充分な信頼はできないが緊急を要するため、「やむを得ず依頼するしかない」との断腸の思いで、不本意ながらある事業者を選択せざるを得なかった経験があります。

この経験を基に、安心して託せる代行業者を探すことが非常に困難な現状ならば、「自ら創るしかない」との考えに至りました。

この切実な思いを共有する全国の各種士業専門職の有志メンバー(当法人の統括マネージャ-を努める司法書士の花宮賢二を含む)が集結して長期間に渡って熟慮し、ご本人の法的保護を最優先とした適正な制度設計構想の下に創設された高齢者支援システムが、当法人が自信を持って運営する「オーカスタイル」です。

当法人は、上記の理念に基づき制度設計された「オーカスタイル」が、認知症高齢者等を支援する画期的なシステムだと考えます。